ねじ寸法の手帖MEASURED THREAD NOTES記事一覧

USE CASE / FICTIONAL INPUT

ボルト交換の前に、径・ピッチ・長さを分けて記録する

取り外したボルトの候補を調べるときは、ねじの径・ピッチと、部品全体の長さを別々に記録します。このページの数値は手順を説明するための架空例で、実物の測定や交換確認を行った結果ではありません。

目的

注文前に、候補名と別途確認する寸法を整理する

候補検索に入れるのは外径とピッチです。長さは検索条件に含まれません。候補名だけで交換品が決まったと考えず、元部品の表示や製造元の図面も確認します。

架空の入力例

説明用サンプル / 実測ではありません
記録項目例の値使い道
ねじ外径6.00 mm候補検索の径欄に入力
ピッチ1.00 mm候補検索のピッチ欄に入力
長さ20 mm頭が出る形状として、頭の下面から先端までの別記録。候補検索には使わない

この手帖の候補表に 6.00 mm と 1.00 mm を入力した場合、表示結果は M6 × 1.0 の完全一致候補です。長さ20 mmの部品が交換先に適合する、という判定ではありません。

手順

  1. ねじ山の外径を測り、頭の幅や滑らかな軸部分の値と混同しないよう記録します。
  2. ピッチゲージ等で山から次の山までの距離を確認し、mmで記録します。
  3. 径とピッチをツールに入力し、「完全一致」と「近い候補(参考)」を分けて読みます。
  4. ボルトの長さは頭形状に合わせて別に測ります。頭が出る形状は頭の下面から、皿頭は頭部上面から先端までというトップのガイドを参照します。
  5. 元部品の刻印、組み合わせる相手側の仕様、メーカー資料と照らしてから次の確認へ進みます。

この例から分からないこと

このツールはメートル並目 M3〜M12の候補表との照合です。ねじ公差、細目・インチ・特殊ねじ、材質、強度、締付トルク、相手部品との適合は判断しません。例の入力値は架空で、ノギス測定・組立・印刷を実施したものではありません。